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アメリカでは、突然のレイオフや勤務時間の減少などによって、家庭の収入が大きく変わることがあります。
大学進学を控えている家庭では、
「FAFSAを提出したあとにレイオフされたらどうなる?」
「FAFSAには以前の収入が反映されているけれど、今は収入が減っている」
「Financial Aidをもう一度見直してもらうことはできる?」
と不安になることもあるのではないでしょうか。
このような場合、FAFSAの収入を自分で現在の金額に書き換えるのではなく、大学のFinancial Aid Officeに状況を伝え、Financial Aidの見直しを相談できる場合があります。
この記事では、FAFSA提出後にレイオフや収入減があった場合に、どこへ相談すればよいのか、どのようなケースが考慮される可能性があるのか、必要になる可能性のある書類などをわかりやすく解説します。
FAFSAの収入と現在の収入が違うことがある
FAFSAでは、現在の給与ではなく、指定された年度のTax Informationが使われます。
そのため、FAFSAを提出したあとに、
- 親がレイオフされた
- 給与や勤務時間が大幅に減った
- その他の事情で家庭の収入が大きく減った
といった変化があると、FAFSAに反映されている収入と現在の経済状況に大きな差が出ることがあります。
このような場合、FAFSAのTax Informationを現在の収入に自分で書き換えるわけではありません。
進学を検討している大学や在籍している大学のFinancial Aid Officeに現在の状況を伝え、Financial Aidの見直しについて相談します。
Special Financial Circumstancesとは?
レイオフや大幅な収入減など、FAFSAの情報だけでは現在の家庭の経済状況を十分に反映できない事情は、Special Financial Circumstancesとして考慮される場合があります。
たとえば、
- 親や学生の失業・レイオフ
- 給与の大幅な減少
- 保険でカバーされない高額な医療費や歯科費用
- 小・中・高校などのTuition負担
- その他、家庭の経済状況に大きな変化があった場合
などです。
大学のFinancial Aid Administratorは、こうした特別な事情を個別に確認し、Financial Aidの計算に使われる情報などを調整することがあります。これをProfessional Judgmentといいます。
ただし、Special Financial Circumstancesに該当する事情があっても、必ずAidが増えるわけではありません。 申請方法や判断は大学によって異なります。
Financial Aid Officeにはいつ相談する?
レイオフや大幅な収入減があったからといって、FAFSAに登録したすべての大学へすぐに連絡する必要はありません。
まだ進学先が決まっていない場合は、合格後、実際に進学先として検討している大学のFinancial Aid Offerを確認する際に、現在の経済状況について相談することもできます。
一方、すでに志望度の高い大学が決まっている場合や在学中の場合は、その大学のFinancial Aid Officeに手続きについて確認してみましょう。
手続きやDeadlineは大学によって異なるため、進学を検討している大学については、Financial Aid Officeの案内を早めに確認しておきましょう。
どんな書類が必要?
必要な書類は家庭の状況や大学によって異なります。
レイオフや収入減の場合は、たとえば次のような書類を求められることがあります。
- EmployerからのTermination / Layoff Letter
- Unemployment Benefitsに関する書類
- 最近のPay Stub
- 現在または今後の収入を確認できる資料
- 家庭の状況を説明するStatement
ただし、これらをすべて自分で用意してから連絡する必要はありません。
まずFinancial Aid Officeに状況を伝え、その大学から案内された書類を準備しましょう。
まとめ|収入が変わったら大学に相談を
FAFSA提出後にレイオフや大幅な収入減があった場合、FAFSAのTax Informationを自分で現在の収入に書き換えるわけではありません。
FAFSAに反映されている収入と現在の経済状況が大きく異なる場合は、進学を検討している大学や在籍している大学のFinancial Aid Officeに相談してみましょう。
「FAFSAには以前の収入が載っているから仕方がない」と諦めず、現在の状況を大学に伝えることが大切です。
