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アメリカでは、高校生が自分で車を運転して学校へ通うことも珍しくありません。
「アメリカでは何歳から運転免許を取れるの?」
「高校生でも本当に一人で運転できるの?」
日本とは免許の取り方も年齢も違うため、初めてだとわからないことも多いですよね。
わが家でも、子どもがちょうど免許取得に向けて準備を始めたところです。
この記事では、アメリカの運転免許は何歳から取得できるのかという基本情報と、カリフォルニア州で高校生が免許を取得するまでの流れをわかりやすく紹介します。
アメリカでは何歳から運転免許を取れる?
アメリカでは、運転免許を取得できる年齢や条件は州によって異なります。
日本のように全国で同じ制度ではなく、各州がそれぞれ運転免許のルールを定めています。
多くの州では、10代からLearner’s Permit(仮免許・運転練習のための許可証)を取得し、一定期間の運転練習をしたあと、段階的に免許を取得していく仕組みになっています。
そのため、「アメリカでは16歳から運転できる」とよく言われますが、すべての州で16歳からというわけではありません。
この記事では、カリフォルニア州で18歳未満の高校生が運転免許を取得する場合を例に、実際の流れを見ていきます。
カリフォルニアでは何歳から?
カリフォルニア州では、15歳6ヶ月からLearner’s Permitを申請できます。
ただし、Learner’s Permitは運転免許ではなく、大人の監督のもとで運転練習をするための許可証です。つまり、15歳6ヶ月から一人で運転できるわけではありません。
Permitを取得した後は、プロのインストラクターや親などと実際の道路で運転練習を重ねます。
そして、Driving Test(実技試験)を受けるには、Permitを最低6ヶ月保持することが必要です。
そのため、15歳6ヶ月でPermitを取得した場合、実際に運転免許を取得できるのは最短で16歳からとなります。
簡単にまとめると、
15歳6ヶ月〜:Learner’s Permitを取得して運転練習をスタート
↓
最低6ヶ月間、運転経験を積む
↓
16歳〜:Driving Test(実技試験)
↓
合格するとProvisional Driver’s Licenseを取得
という流れです。
次に、免許を取得するまでに必要な手続きを順番に見ていきましょう。
カリフォルニアで高校生が免許を取るまでの流れ
カリフォルニア州で18歳未満の高校生が運転免許を取得する場合、次のような順番で進めていきます。
| やること | どこで? | ポイント |
|---|---|---|
| Driver Educationを受ける | オンライン・Driving Schoolなど | 修了後Certificateを受け取る |
| Learner’s Permitを申請 | オンライン → DMV | 15歳6ヶ月〜/本人・親のMyDMVアカウントが必要 |
| 筆記試験(Written Test)を受ける | DMV | 費用支払い・写真・視力検査・筆記テスト |
| Driver Trainingを受ける | Driving School | プロと合計6時間の運転練習 |
| 運転練習をする | 一般道路 | 合計50時間(うち夜間10時間) |
| Permitを最低6ヶ月保持 | ― | Driving Testまで最低6ヶ月必要 |
| Driving Testを受ける | DMV | 条件を満たして実技試験へ |
| Provisional Driver’s Licenseを取得 | DMV | 18歳未満は最初の1年間に制限あり |
日本では自動車学校に通って免許を取得するのが一般的ですが、カリフォルニアでは、オンラインで学ぶ → DMVでPermitを取得 → Driving Schoolと家庭の両方で運転練習 → DMVで実技試験という流れになります。
特に大きな違いは、プロのインストラクターとの練習だけでなく、家庭でも実際に運転経験を積むことです。
カリフォルニアで免許を取得するまでの各ステップ
表で紹介した流れを、もう少し詳しく見ていきましょう。
① Driver Educationを受ける
まずは、交通ルールや安全運転について学ぶDriver Educationを修了します。教室またはオンラインで受講でき、修了するとCertificate of Completionが発行されます。この修了証はLearner’s Permitを取得する際にDMVへ持参します。
オンラインのDriver EducationやDriving Schoolを選ぶ際は、California DMVのサイトでライセンスを持つ学校を検索・確認できます。
② Learner’s Permitを申請する
Driver Educationを修了したら、15歳6ヶ月に達していればLearner’s Permitを申請できます。
申請には子ども本人のMyDMVアカウントが必要です。さらに、親または保護者も自分のMyDMVアカウントから申請を承認します。
親の承認が完了したら、DMVの予約を取り、必要書類を準備します。
③ DMVで筆記試験(Written Test)を受ける
予約日に親または保護者と一緒にDMVへ行きます。
DMVでは、必要書類の確認・申請費用の支払い・視力検査・写真撮影を行い、交通ルールや安全運転についての筆記試験(Written Test)を受けます。
テストに合格するとLearner’s Permitを取得し、運転練習へ進むことができます。
④ プロのインストラクターと運転練習
Permit取得後は、Licensed Driving Schoolで合計6時間のProfessional Driver Trainingを受けます。
Driver Educationが交通ルールなどを学ぶ「座学」なのに対し、こちらは実際に車を運転する「実技」です。
⑤ 親などと50時間の運転練習
家庭でも、25歳以上で有効なCalifornia Driver’s Licenseを持つ人の監督のもとで運転練習を行います。
必要な練習時間は合計50時間で、そのうち10時間は夜間運転です。練習した時間はDMVのSupervised Driving Logなどを使って記録しておくことができます。
⑥ Permitを最低6ヶ月保持する
Driving Testを受けるには、Learner’s Permitを最低6ヶ月保持する必要があります。
50時間の運転練習と6時間のProfessional Driver Trainingを終え、6ヶ月の保持期間を満たしたら、Driving Testへ進みます。
⑦ Driving Testを受ける
必要な条件を満たしたら、DMVでDriving Test(実技試験)を受けます。
実際に車を運転し、安全確認や交通ルールに沿った運転ができるかをチェックされます。
⑧ Provisional Driver’s Licenseを取得
Driving Testに合格すると、まずTemporary License(紙の一時免許)が発行され、その後Driver’s Licenseのカードが郵送されます。
18歳未満の場合はProvisional Driverとなり、最初の1年間は夜間運転や20歳未満の同乗者などについて一定の制限があります。
免許を取った後も運転に制限がある
18歳未満の場合、Driving Testに合格してProvisional Driver’s Licenseを取得しても、すぐに大人と同じ条件で運転できるわけではありません。
California DMVによると、18歳未満でProvisional Driver’s Licenseを取得した場合、免許取得後の最初の12ヶ月間は、原則として次の制限があります。
- 午後11時〜午前5時は運転できない
- 20歳未満の人を同乗させて運転できない
- ただし、親・保護者、または25歳以上でカリフォルニア州の有効な運転免許を持つ人などが同乗している場合は例外
つまり、高校生が16歳で免許を取って一人で学校へ運転して行くことはできますが、最初の1年間は友達を乗せて一緒に学校へ行く、といった運転は原則できません。
※運転免許の年齢や条件、Provisional Driver’s Licenseの制限などは変更される可能性があります。最新情報はCalifornia DMV公式サイトでご確認ください。
→ California DMV「Teen Drivers」公式ページ
18歳以上の場合は?
18歳以上で免許を取得する場合は、18歳未満とは取得条件が異なり、Provisional Driver’s Licenseの同乗者や夜間運転の制限もありません。
まとめ|カリフォルニアでは最短16歳から免許を取得できる
アメリカでは、運転免許を取得できる年齢や条件は州によって異なります。
カリフォルニア州では、15歳6ヶ月からLearner’s Permitを申請でき、必要な条件を満たせば最短16歳から運転免許を取得できます。
わが家でも、最初は「高校生で運転免許を取るのは少し早いのでは?」という気持ちがありました。
でも今回調べてみると、18歳未満だからこそ、Permitを最低6ヶ月保持し、親などと50時間の運転練習をするなど、時間をかけて経験を積む仕組みになっています。
車が欠かせないアメリカでこれから生活していくことを考えると、親が一緒に練習できる高校生のうちに、少しずつ運転経験を積んでいくことにもメリットがありそうです。
わが家もこれから実際にPermit取得、運転練習へと進んでいく予定です。実際に経験してわかったことは、また記事で紹介していきたいと思います。
