アメリカの高校では、授業ごとに教室を移動したり、ランチをカフェテリアで食べたり、放課後にスポーツやクラブ活動へ参加したりと、日本の学校生活とは違う点があります。
この記事では、アメリカの高校生の一般的な1日の流れを、登校から放課後まで紹介します。
登校
アメリカの高校では、登校方法は学校や住んでいる地域によって異なります。
主な登校方法は次のとおりです。
- スクールバス
- 保護者の送迎
- 徒歩・自転車
- 自分で運転(学校のルールや年齢による)
高校生でもスクールバスを利用する学校は多くあります。一方で、運転免許を取得した生徒が自分で車を運転して登校する姿も珍しくありません。
始業時間は学校によって異なりますが、朝7時台から授業が始まる高校も多くあります。
また、学校によっては通常の授業(1st Period)の前に、0 Period(ゼロピリオド)と呼ばれる早朝の授業やバンド、スポーツなどの活動が行われることもあります。
授業は「Period(ピリオド)」ごとに進む
アメリカの高校では、授業はPeriod(ピリオド)と呼ばれる時間ごとに行われます。
学校によって異なりますが、一般的には1st Period(1時間目)から6thまたは7th Periodまで授業があります。
また、時間割の組み方も学校によってさまざまです。
毎日すべての授業を受ける学校もあれば、曜日によって受ける授業が変わる学校もあります。
たとえば、ブロックスケジュール(Block Schedule)を採用している学校では、1日に3〜4教科のみを受け、その代わり1コマが約90分と長く設定されていることがあります。
授業ごとに教室を移動する
日本の高校では、先生が教室を移動して授業を行うことが一般的ですが、アメリカの高校では生徒が授業ごとに教室を移動します。
主な特徴は次のとおりです。
- 授業ごとに異なる教室へ移動する
- 教科ごとに担当の先生が異なる
- 必要に応じてロッカーへ立ち寄る
- 学校が広い場合は移動だけで休み時間が終わることもある
数学、英語、理科、社会など、それぞれの授業で教室が変わるため、日本のように1日中同じ教室で過ごすことはほとんどありません。
特に生徒数の多い高校では校舎も広く、教室間の移動距離が長いことがあります。そのため、授業の合間はゆっくり休憩するというよりも、次の教室へ向かう時間になることも珍しくありません。
ランチタイム
ランチタイムも、学校によってスタイルが異なります。
- 学校のカフェテリアでランチを購入する
- お弁当(Lunch Box)を持参する
- 学校によっては、ランチ時間に校外へ出られる(Open Campus)こともある
全校生徒が一度にランチを取るとカフェテリアが混雑してしまうため、多くの学校では学年や時間割に合わせてランチ時間が分かれています。
また、学校によっては昼休みが30分程度と短く、食事を済ませたらすぐ次の授業へ向かうことも珍しくありません。
放課後はスポーツやクラブ活動を楽しむ
授業が終わると、そのまま帰宅する生徒もいますが、多くの生徒は放課後の時間をさまざまな活動に活用しています。
- スポーツチームで練習や試合に参加する
- クラブ活動(音楽・ディベート・STEMなど)に参加する
- ボランティア活動に取り組む
- アルバイトをする
高校では、こうした放課後の活動も学校生活の大切な一部です。
また、大学進学を目指す生徒にとっては、授業だけでなく、こうした課外活動への継続的な取り組みも評価されることがあります。
まとめ
アメリカの高校では、授業ごとに教室を移動したり、曜日によって時間割が変わったりと、日本の高校とは異なる点がたくさんあります。
また、放課後にはスポーツやクラブ活動、ボランティアなど、それぞれが自分の興味や目標に合わせて充実した学校生活を送っています。
もちろん、1日のスケジュールや授業の進め方は州や学区、学校によって異なりますが、高校では「自分で考え、自分で行動する」ことが、中学校まで以上に求められるようになります。
この記事が、アメリカの高校生活をイメージするきっかけになれば幸いです。
高校生活だけでなく、成績(GPA)や学校行事、大学進学などについては、「アメリカの高校生活ガイド」で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
