アメリカの小学校に通い始めると、教室の雰囲気や先生との関わり方など、日本の学校との違いに気づくことがあります。
小学生のうちは、日本と同じように子どもたちが同じ教室で過ごし、担任の先生が中心となって授業を進めることが一般的です。
一方で、カーペットに座って話を聞く時間があったり、掃除の時間がなかったり、クラスイベントで保護者が関わる場面があったりと、日本とは違う点もあります。
この記事では、アメリカの小学校の教室まわりで知っておきたい基本をまとめました。
子どもたちは同じ教室で過ごし、担任の先生が中心となる
アメリカの小学校では、日本と同じように子どもたちが基本的に同じ教室で過ごします。
担任の先生が中心となって授業を進め、算数や英語(Language Arts)、理科、社会など、複数の教科を担当することが一般的です。そのため、子どもたちは1日の大半を担任の先生と一緒に過ごします。
一方で、体育(PE)、音楽(Music)、図書館(Library)、コンピューター(Computer)などは専門の先生が担当する学校も多く、授業の時間になると専用の教室へ移動します。
学年が上がると教科ごとに先生が変わる学校もありますが、小学生の間は担任の先生が学校生活の中心となることがほとんどです。
日本の小学校との違い
アメリカの小学校には、日本とは少し違う教室文化もあります。最初は驚くこともありますが、どれも子どもたちにとっては日常の風景です。
カーペットに座って話を聞く時間がある
低学年では、先生の前にあるカーペットへ集まり、読み聞かせや授業の説明を聞く時間があります。
椅子に座ったまま授業を受けるだけでなく、活動内容に合わせて場所を変えながら学ぶことも珍しくありません。
掃除の時間はない
日本のように子どもたちが教室を掃除する時間は基本的にありません。
放課後に清掃スタッフが教室を掃除するため、子どもたちは掃除当番を経験することなく卒業することもあります。
机の配置が変わることも多い
机を前向きに並べるだけでなく、4〜6人ほどのグループに分けて配置する教室も多く見られます。
グループ活動や話し合いがしやすいレイアウトになっていることが多く、日本とは少し違った教室の雰囲気を感じるかもしれません。
先生は「Mr.」「Mrs.」「Ms.」+名字で呼ぶ
アメリカの小学校では、先生のことを Mr.(ミスター)、Mrs.(ミセス)、Ms.(ミズ) のあとに名字を付けて呼ぶことが一般的です。
例えば、先生の名字が Smith であれば、
- Mr. Smith
- Mrs. Smith
- Ms. Smith
のように呼びます。
子どもだけでなく、保護者が先生と話すときやメールを書くときも、この呼び方を使うのが基本です。
なお、先生から「ファーストネームで呼んでください」と言われることもありますが、小学校では比較的少なく、多くの場合は Mr. / Mrs. / Ms. +名字 で問題ありません。
クラスイベントでは保護者が関わることも多い
アメリカの小学校では、教室で行われるイベントが比較的多く、保護者が関わる機会もあります。
例えば、ハロウィンやバレンタインデーにはクラスパーティーが開かれたり、季節のイベントに合わせてゲームや工作を楽しんだりすることがあります。
イベントでは、お菓子や飲み物、紙皿などのドネーション(寄付)をお願いされることもあり、希望する保護者は当日のボランティアとして教室を手伝うこともできます。
また、多くのクラスには Room Parent と呼ばれる保護者がおり、先生と保護者の橋渡し役として、イベントの案内やボランティアの募集などを行っています。
ボランティアを希望する場合
学校によっては、事前登録やBackground Check(身元確認)が必要です。手続きに時間がかかることもあるため、参加を考えている場合は早めに確認しておくと安心です。
まとめ
アメリカの小学校の教室は、日本と同じように担任の先生が中心となって授業を進めるなど、共通している部分も多くあります。
一方で、カーペットに座って話を聞く時間があったり、掃除の時間がなかったり、クラスイベントや保護者が関わる機会が多かったりと、日本とは異なる文化も見られます。
最初は戸惑うことがあっても、教室での過ごし方や先生との関わり方を知っておくことで、学校生活をイメージしやすくなります。
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