当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます
アメリカで子どもの大学進学が近づくと、よく耳にするようになるのが「FAFSA(ファフサ)」です。
「FAFSAってそもそも何?」
「大学に行くなら全員申請するもの?」
「Financial Aidをもらう予定がなくても必要?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
FAFSAとは、大学などの学費をサポートするFederal Student Aid(連邦政府のFinancial Aid)を申請するための無料フォームです。
この記事では、FAFSAとは何なのか、どんなFinancial Aidに関係するのか、誰がいつ申請するのかなど、初めてFAFSAについて調べる方が知っておきたい基本をわかりやすく解説します。
FAFSAとは?
FAFSA(ファフサ)は、Free Application for Federal Student Aidの略です。
ここでまず知っておきたいのが、FAFSAそのものが奨学金やFinancial Aidの名前ではないということ。
学生や家庭の情報を入力し、どのようなFinancial Aidの対象になるかを判断するために使われる「申請フォーム」です。
また、FAFSAに入力した情報はFederal Student Aidだけでなく、州や大学などがFinancial Aidを決める際に利用することもあります。
では、FAFSAを提出すると、どのようなFinancial Aidの対象になるのでしょうか。
FAFSAを申請すると、どんなFinancial Aidを受けられる?
FAFSAを提出すると、学生や家庭の状況などをもとに、どのようなFederal Student Aidの対象になるかが判断されます。
大きく分けると、「もらえるお金」「働いて得るお金」「借りるお金」の3つをイメージするとわかりやすいです。
Grant|返済不要の「もらえるお金」
Grantは、原則として返済する必要のないFinancial Aidです。
代表的なものが「Federal Pell Grant」で、主に家庭の経済状況などをもとに受給資格が判断されます。
「成績優秀者だけがもらえる奨学金」というものではなく、対象になれば大学費用の負担を減らすことができます。
ただし、Grantの種類によって受給条件は異なります。
Work-Study|働いて得るお金
Federal Work-Studyは、対象となった学生が在学中に仕事をして、その分の給与を受け取る制度です。
たとえば大学内の仕事などで実際に働き、得た給与を大学生活にかかる費用などに充てることができます。
Grantのように援助額がそのまま支給されるのではなく、働いた分のお金を受け取るのがポイントです。
Federal Student Loan|返済が必要な「借りるお金」
Federal Student Loanは、大学などにかかる費用のために連邦政府から借りるお金です。
Grantとは異なり、借りたお金には基本的に返済が必要です。
FAFSAを提出することで、対象となるFederal Student Loanや借りられる金額などが決まります。
FAFSAを出せば必ずFinancial Aidがもらえるわけではない
FAFSAを提出したからといって、必ずGrantなどのFinancial Aidを受けられるわけではありません。
どのAidの対象になるかは、学生や家庭の状況、それぞれのAidの条件などによって異なります。
FAFSAは誰が申請する?親?学生?
FAFSAは、大学などに進学する学生本人のFinancial Aidを申請するためのフォームです。
ただし、学生が一人ですべての手続きをするとは限りません。
Dependent Studentの場合は、親もContributor(コントリビューター)としてFAFSAに参加し、親の収入や資産など必要な情報を提供します。
つまり、学生本人の申請に、必要に応じて親も参加するというイメージです。
親と子どもで同じアカウントを使うわけではない
学生とContributorは、それぞれ自分のStudentAid.govアカウントを使用します。
親が自分のアカウントで子どものFAFSAをすべて申請する仕組みではないため、FAFSAを始める前に必要なアカウントを準備しておくとスムーズです。
FAFSAはいつ申請する?
FAFSAは、大学に入学してからではなく、大学進学前から申請を進めます。
たとえば、高校卒業後の秋から大学に進学する場合は、Senior Year(12年生)の間に、大学出願と並行してFAFSAを申請することになります。
2027–28年度のFAFSAは、2026年10月1日までに一般公開される予定です。
FAFSAは早めに申請した方がいい?
FAFSA自体に定員があり、先着順で締め切られるわけではありません。
ただし、州や大学などが提供するFinancial Aidの中には、予算に限りがあるものもあります。
また、FAFSAにはFederal Deadlineだけでなく、州や大学ごとのFinancial Aid Deadlineもあり、それぞれ締切が異なります。
そのため、Federal Deadlineだけを確認するのではなく、志望する大学や住んでいる州の締切を確認し、FAFSAが一般公開されたら早めに申請するのがおすすめです。
※2026年9月時点の情報です。
FAFSAは申請した方がいい?
「うちは収入が高いからFinancial Aidはもらえないのでは?」
「Student Loanを利用する予定がなくても申請する必要がある?」
と迷う方もいるかもしれません。
FAFSAの情報はFederal Student Aidだけでなく、州や大学などのFinancial Aidを決める際に使われることもあります。
そのため、「Financial Aidはもらえそうにないから申請しなくていい」と自己判断する前に、志望する大学のFinancial Aidの条件を確認しておくことが大切です。
FAFSAとCSS Profileの違いは?
大学のFinancial Aidについて調べていると、「CSS Profile」という言葉も目にすることがあります。
FAFSAとCSS Profileは、どちらもFinancial Aidに関係する申請ですが、同じものではありません。
- FAFSA:Federal Student Aidを申請するためのフォーム
- CSS Profile:一部の大学などが、大学独自のFinancial Aidを決めるために利用する申請
すべての大学でCSS Profileが必要なわけではありませんが、志望する大学によってはFAFSAとCSS Profileの両方を提出する必要があります。
どちらを提出すればよいのか迷ったら、まずは志望大学のFinancial Aidのページで確認してみましょう。
FAFSAとCSS Profileの違いや、どの大学でCSS Profileが必要なのかについては、別の記事で詳しく解説します。
まとめ
FAFSAは、大学などへの進学にあたってFederal Student Aidを申請するための無料フォームです。
Grant、Work-Study、Federal Student LoanなどのFederal Aidだけでなく、州や大学などがFinancial Aidを決める際にもFAFSAの情報が使われることがあります。
まずは、「FAFSA=大学のFinancial Aidを考えるときに重要な申請のひとつ」と覚えておけばOKです。
