アメリカでは、8月または9月に新学期が始まると、学校からPicture Dayの案内が届きます。

ピクチャーデーって何なの?服装はどうするの?

初めてピクチャーデーを経験する時には、親も子も戸惑うことが多いです。
この記事では、アメリカの小学校で行われるピクチャーデーについて、詳しく説明をしていきます。

Picture Day とは

アメリカの小学校では、秋と春ごろに、「Picture Day ピクチャーデー」というイベントがあります。
生徒たちの個人写真の撮影があり、その写真はIDカードやYearbookに使われます。

学校によりますが、通常1年に2回行われることが多いです。
(ミドルスクール、ハイスクールでもIDカード用に、新学期にピクチャーデーが通常あります。)


Yearbook(イヤーブック)とは、全校生徒、先生やスタッフの写真、その1年にあった学校行事等の写真が載っているアルバムです。
日本の卒業アルバムと似ていますが、大きな違いは、毎年発行され、卒業生だけでなく、全校生徒のためのものということです。

服装

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Picture Dayが近づくと、一番悩むのは、やはり服装でしょうか。
さすがアメリカ、服装はみな自由で、個性豊か。こうすべきという正解はありません

猫の耳の形をしたカチューシャや、面白い帽子をかぶる子、本当にみんな自由で楽しいです。

ドレスを着て着飾る子や、タキシードを着る子もいる中、普段着の子どもも多く、色とりどりです。

写真のポーズの選択肢(上半身のみか全身なのか)を事前に調べておくと、それに合わせて服装を合わせられるので、良いです。

服装例
男の子:襟付きシャツ(白・単色・柄)
    ポロシャツ
    Tシャツ
    パーカー
女の子:カットソー
    ノースリーブ
    ワンピース
    Tシャツ
    パーカー
 小物:ネクタイ
    カチューシャ
    リボン

写真のサイズ・パッケージプラン

写真は、学校と提携している写真業者が撮ります。

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パッケージプランの例

様々なパッケージプランが用意されています。
特定のサイズのみを購入することもできるので、パッケージプランを絶対に購入しないといけないわけではありません。私自身、単品で購入することが多いです。
(写真業者はパッケージの購入を押しているので、単品での購入するオプションは見つけにくい場合もあります)

オンラインで事前購入するか、当日申込書と現金を持っていって購入することができます。

主な写真のサイズ
8 x 10(約 20 cm x 25 cm)
5 x 7(約 12.5 cm x 18 cm)
4 x 6(約 11 cm x 15 cm)
Wallet 2 x 3 (約 5 cm x 7.5 cm)
Classroom (個人写真を合成する場合が多い)

撮るタイミング・くしの用意

Picture Dayがある時に、毎回気になるのが、いつ写真を撮るのかということです。
体育の授業の後に撮ることもあります...。

せっかく綺麗な服を着ていき、髪型を整えても、撮る時間が遅かったりすると、髪型が崩れてしまうこともあります。

Picture Dayの日は、カバンにくしを入れておくのを忘れないようにしましょう。

撮り直し

写真が出来上がり、髪型がぼさぼさになっている、笑い方がぎこちない、気になるなぁという場合でも大丈夫です。

Picture Day当日に欠席した人、写真が不満足だった人向けに、Retake Dayという撮り直しの日が設けられています。その時に、撮り直しをお願いしましょう。

アメリカ ピクチャーデー まとめ

アメリカの学校での「ピクチャーデー」は、生徒にとって特別なイベントです。アメリカでは、服装の自由度が高く、思い思いのスタイルで写真撮影を撮ることができます。

服装はこうすべき、これは着てはいけない、というものは全くないので、お気に入りの服を選んで、楽しくピクチャーデーを迎えましょう♪