アメリカでよく見かけるサンドイッチ店「Jersey Mike’s」(ジャージー・マイクス)。
気になってはいるけれど、実はまだ入ったことがない…そんな方も多いのでは?
「注文って難しそう…」と、ついお店の前を通り過ぎていた私。
でもある日、思い切って入ってみたら…
目の前でスライスされるお肉、たっぷりの具材、そして意外とシンプルな注文方法に感動!
この記事では、はじめてでも安心して注文できるように、メニューの選び方、注文時に使える英語フレーズ、「Mike’s Way」って何?という疑問まで、わかりやすくご紹介します。
ちょっと勇気がいったけど、今ではすっかりお気に入りのお店。
「気になるけど入ったことがない」そんな方こそ、この記事でイメトレして一度行ってみてくださいね!
Jersey Mike’sってどんなお店?アメリカ全土で人気のサンドイッチチェーン
「Jersey Mike’s(ジャージー・マイクス)」は、アメリカ全土に展開する人気のサンドイッチチェーン。
1956年、ジャージーショアに1号店が誕生して以来、全米で愛され続けています。
サブマリンサンドイッチ(Submarine Sandwich)
サンドイッチは、細長いパンに肉・チーズ・野菜をたっぷり挟んだ「サブマリンサンドイッチ(sub)」スタイル。
潜水艦に似た形からそう呼ばれていて、アメリカでは定番のランチです。
特長は、注文ごとにその場でお肉やチーズをスライスしてくれるフレッシュさ。
また、パンを抜いた「Bowl(ボウル)」スタイルも選べるので、炭水化物を控えたい方にもおすすめです。
Jersey Mike’sのメニューの選び方|ホット?コールド?
さっそく、実際のメニューの選び方を見ていきましょう。
注文時に迷わないためには、事前にこの3つを決めておくとスムーズです:
1.Hot Sub(ホット)か、Cold Sub(コールド)かを選ぶ
2.食べたいサンドの中身を選ぶ(番号で選べます)
3.サイズとパンの種類を決める
Hot Subs(ホットサブ)
Hot Subとは?
「Hot Sub(ホットサブ)」とは、あたたかい具材を使った、ボリュームたっぷりのサンドイッチのことです。
パンだけをトーストしているのではなく、お肉や野菜などの具材を鉄板でグリルし、あたたかく仕上げるのが特徴です。
中でも一番人気なのが、
「Mike’s Famous Philly(マイクズ・フェイマス・フィリー)」。
グリルしたオニオンとピーマン、ホワイトアメリカンチーズが特徴の定番チーズステーキです。

ここで一つポイント!
Jersey Mike’sのホットサブには、「Cheese Steak」と「Chicken Cheese Steak」という似た名前のメニューがあります。違いはとてもシンプルで、使われているお肉の種類です。
メニュー名 | 使用されているお肉 |
---|---|
Cheese Steak | 牛肉(薄切りステーキ肉) |
Chicken Cheese Steak | 鶏肉(グリルチキン) |
その他の人気ホットサブ:
Chipotle Cheese Steak(チポーレチーズステーキ)
ピリ辛のチポーレマヨが効いたスパイシーなチーズステーキ。
Big Kahuna Cheese Steak(ビッグカフナチーズステーキ)
オニオン、ピーマン、マッシュルーム、ハラペーニョが入った具だくさんチーズステーキ。
Chicken Cheese Steak(チキンチーズステーキ)各種
カリフォルニア風やバッファロー風など、チキンベースのバリエーションが豊富。
Cold Subs(コールドサブ)
Cold Subとは?
「Cold Sub(コールドサブ)」は、その名の通り、冷たい具材を使ったサンドイッチのことです。
Jersey Mike’sでは、注文を受けてから、お肉やチーズをその場でスライスしてくれるのが魅力。
たっぷりの具材が挟まれていて、食べごたえは十分。
どれもおいしそうで迷ってしまうかもしれませんが、
特に人気が高いのが「Club Sub(クラブサブ)」。
ハム・ターキー・ベーコンという人気の具材を一度に楽しめる欲ばりなサンドイッチです。

その他の人気コールドサブ:
BLT(ビー・エル・ティー)
アメリカの定番サンドをJersey Mike’s風にアレンジ。
Turkey and Provolone(ターキー&プロヴォローネ)
あっさり系で食べやすく、女性人気も高い定番。
Roast Beef and Provolone(ローストビーフ&プロヴォローネ)
しっかり食べたい人向け。ジューシーなお肉が主役!
具材紹介:チーズ&デリミート
アメリカのサンドイッチ店では、日本ではあまり見かけないデリミートやチーズが並んでいて、最初は戸惑うことも。ここでは、そんな具材たちの特徴をわかりやすくご紹介します!

チーズ名 | 読み方 | 特徴 |
---|---|---|
Provolone | プロヴォローネ (発音はプロヴォローンに近い) | モッツァレラに似たマイルドな味わい。クセが少なく食べやすい。 |
Swiss | スイス | 少し香りがあり、穴の空いたチーズ。甘みと酸味のバランスが特徴。 |
American | アメリカン | 溶けやすくクリーミー。ホットサブに多く使われる。 |
Jersey Mike’sでは、特にProvoloneがCold Subでよく使われています。

ミート名 | 読み方 | 特徴 |
---|---|---|
Turkey | ターキー | 七面鳥の胸肉。あっさりしていて低脂肪。 |
Ham | ハム | 塩気のある豚肉加工品。サンドイッチの定番。 |
Roast Beef | ローストビーフ | 牛肉をローストしたもの。しっかりした味わい。 |
Salami | サラミ | 発酵・熟成されたスパイシーなソーセージ。 |
Pepperoni | ペパロニ | サラミの一種で、ピザにもよく使われる辛めのミート。 |
Cappacuolo | カッパクーロ | イタリア系ミート。豚肩ロースを使ったややスパイシーなハム。 |
Prosciuttini | プロシュッティーニ | プロシュート(生ハム)に似た風味のあるミート。塩気が強い。 |
サンドイッチのサイズ
【サンドイッチのサイズは3種類】
Mini(ミニ)
約 5 -6 inches / 12.5-15 cm
Regular(レギュラー)
約 8 inches / 20 cm
Giant(ジャイアント)
約 16 inches / 40 cm
パンの種類
【パンのタイプは4種類】
White
ホワイト
白パン
Wheat
ウィート
全粒粉入りのパン
Rosemary Parmesan
ローズマリーと
パルメザンチーズ
Gluten Free
グルテン制限中の方におすすめ
「Mike’s Way」って何?トッピングの頼み方ガイド

「Mike’s Way(マイクズ・ウェイ)」とは、Jersey Mike’sがおすすめする定番トッピングのセットのこと。
トッピングを注文時に聞かれることが多く、迷ったら「Yes!」と言えば間違いなしの王道スタイルです。
野菜もたっぷり入って、サンドイッチが一気にバランスの取れた味に仕上がります。
Mike’s Wayに含まれるトッピングは以下の6つ:
Onions – オニオン
Lettuce – レタス
Tomatoes – トマト
Olive Oil Blend – オリーブオイル入りのブレンドオイル
Red Wine Vinegar – 赤ワインから作られたお酢の一種
Oregano – オレガノ(ハーブの一種)
Salt – 塩
注文の流れの中で、サイズやサンドの種類を伝えたあとに、スタッフからこう聞かれます:
“Would you like it Mike’s Way?”(マイクズ・ウェイでよろしいですか?)
答え方はとても簡単:
状況 | 英語での答え方 | 意味 |
---|---|---|
Mike’s Wayにしたい | Yes, Mike’s Way, please. | 全部のせでお願いします |
一部抜きたい | Mike’s Way, but no onions, please. | Mike’s Wayだけど玉ねぎ抜きで |
いらない | No, just meat and cheese, please. | トッピングなしで |
初心者でも安心!英語で頼むステップ
Jersey Mike’sでは、「サイズ・番号・パンの種類」の3つを決めておけば、英語に自信がなくてもシンプルな一言で注文できます。
注文前に決めておく3つのポイント:
1. サイズ:Mini / Regular / Giant
2. 番号:メニューに書かれた「#◯◯」の数字
3. パンの種類:White / Wheat / Rosemary Parmesan など
ステップ1:オーダーをスタッフに伝える
上記で決めておいた3つのポイントを伝えます。
Can I have a mini, number 13 on white bread, please?
ミニサイズの13番をホワイトブレッドでお願いします。
I’ll have a regular, number 1 on wheat bread, please.
レギュラーサイズの1番をウィートブレッドでください。
One giant number 7 on rosemary parmesan, please.
ジャイアントサイズの7番をローズマリーパルメザンのパンでひとつお願いします。
ステップ2:トッピングをカスタマイズする
Jersey Mike’sでは、上記記載のMike’s Way(オニオン・レタス・トマト・オイル・ビネガー・スパイス)のセット以外にも、トッピングの追加や抜きが自由にできます。
アメリカのサンドイッチ店では、自分の好みを伝えることはごく自然なことなので、遠慮せずリクエストしましょう。野菜多め/少なめもリクエストOK!
カスタム注文で使える英語フレーズ集
内容 | フレーズ | 意味 |
---|---|---|
オニオン抜きで | No onions, please. | 玉ねぎは抜いてください |
Mike’s Wayで、トマト抜き | Mike’s Way, but no tomatoes, please. | Mike’s Wayで、トマトは抜いて |
ハラペーニョ追加で | Add jalapeños, please. | ハラペーニョ追加してください |
レタス多めで | Extra lettuce, please. | レタス多めでお願いします |
野菜は少なめに | Just a little veggies, please. | 野菜は少なめでお願いします |
ソースは別に | Sauce on the side, please. | ソースは別容器でください |
Mike’s Wayの味の決め手になるオイルとビネガーですが、時間が経つとパンがしんなりしてしまうこともあります。そんな時は、小さなカップに入れてもらいましょう。
“Can I get the oil and vinegar on the side, please?”
(オイルとビネガーは別容器でください)
ステップ3:ドリンクやチップスを追加して、支払いへ
注文を完了すると、最後にレジのところでこう聞かれることがあります。
“Would you like to make it a combo?”(コンボにしますか?)
“Would you like chips and a drink with that?“(チップスとドリンクをつけますか?)
これは、サンドイッチにドリンクやポテトチップスなどを追加するかどうかを確認しています。
シーン | 英語フレーズ | 意味 |
---|---|---|
コンボにしたい | Yes, make it a combo, please. | コンボにしてください |
チップス付きにしたい | I’ll take chips with that. | チップスをください |
ドリンクだけ追加したい | Can I get just a drink? | ドリンクだけ追加したいです |
何が含まれるか確認したい | What comes with the combo? | コンボには何がつきますか? |
ポテトチップス(chips)はレジ近くの棚に並んでいることが多く、
注文の列に並んでいる間に、好きな味を選んで手に取るスタイルが一般的です。
また、ドリンクはセルフサービスで、おかわり自由(free refill)にしている店舗が多いのもアメリカならでは。
すべての注文が終わると、レジで合計金額が表示されます。
クレジットカード、デビットカード、Apple Payなどが使える店舗がほとんどです。
(「To go(持ち帰り)」か「For here(店内で食べる)」を聞かれることもあります。)
Jersey Mike’s ぜひ試してみて!
アメリカで人気のJersey Mike’s。
最初は少し緊張していた私も、実際に注文してみると意外と簡単で、何よりおいしさにびっくりしました。
Jersey Mike’sを見かけたら、ぜひ一度試してみてください!