Chipotle(チポトレ)ってどんなお店?

Chipotle food images
images from Chipotle official site

Chipotle Mexican Grill(チポトレ・メキシカン・グリル)は、ファストカジュアル形式のメキシカンレストランチェーンです。

  • 1993年7月にコロラド州デンバーでスティーブ・エルス氏によって設立された
  • アメリカ国内に約3,675店舗(2025年3月時点)
  • ​特にカリフォルニア州には498店舗があり、全店舗の約14%を占めている

Chipotleの正しい発音、知ってる?

実はけっこう間違えられがちなChipotleの発音。どう発音するのだろう?と思ってしまいますよね。

Chiptoleの公式サイトには、『Chih-poat-lay』と発音するよ、と書かれています。
チッ・ポウト・レイと発音するのが正解。

Chipotleの基本メニューを知ろう

Chipotleのメインメニューは4つあります。この中から好きなものを選び、そこから、ごはんやお肉、トッピングなどを自分好みにカスタマイズしていきます。

Burrito(ブリトー)

ごはんや具材を大きなトルティーヤで包んだ、食べごたえ抜群の定番スタイル。

Burrito photo

Bowl(ボウル)

トルティーヤなしで、ごはんや具材をボウルに盛りつけた、ヘルシー志向の方にも人気の一品。

Burrito bowl photo

Tacos(タコス)

小さめのトルティーヤに具材をのせた、手軽に食べられるスタイル。

Tacos photo

Salad(サラダ)

レタスベースのサラダに、お肉やサルサをのせて、自分だけのメキシカンサラダが作れます。

Salad photo

注文の流れをステップで解説

では、いよいよ注文していきましょう。
メインを選んだら、そこからはお店の人とやり取りしながら、カスタマイズをしていきます。

でも…お店の人との英語でのやり取り、ちょっと緊張してしまうこと、ありますよね

そこでこの章では、ステップごとに使える簡単な英語フレーズをご紹介します。
事前に流れを知っておくだけで、きっと安心して注文できるはずです。

Step 1:メインを選ぶ

Chipotle main menu images

注文を始める時に、まず決めないといけないのが「メインメニュー」。
ブリトーにするのか?ボウルにするのか? ここが最初の分かれ道です。

店員さん:
“What can I get for you?”
(ご注文は何になさいますか?)

あなた:
“I would like a bowl, please.”
(ボウルをお願いします。)

もちろん他にもこんな言い方もOKです:”Tacos, please.”/ “Can I have a burrito, please?”

複数オーダーをする場合は、先に何をいくつ注文するのかをまとめて伝えると、スマートでスムーズです。
例)”I would like two burritos, and one salad, please.”

Step 2:ご飯・豆を選ぶ

rice and beans options

次に選ぶのは、「ご飯」と「豆」です。
ここでも2種類ずつ選択肢があります。

ご飯は2種類:
White Rice(白米):さっぱりとした定番の白ご飯
Brown Rice(玄米):食物繊維が豊富で、少し香ばしさのある健康志向向け

店員さん:
“White rice or brown rice?”
(白米がいいですか?それとも玄米がいいですか?)

あなた:
“White rice, please.”
(白米でお願いします)
※ご飯を入れたくない場合は、“No rice, please.”と伝えるとOK。

豆も2種類:
Black Beans(ブラックビーンズ):クセが少なく食べやすい、定番の黒豆
Pinto Beans(ピントビーンズ):ほんのり甘みがあり、柔らかめの茶色い豆

店員さん:
“Black beans or pinto beans?”
(ブラックビーンズとピントビーンズ、どちらにしますか?)

あなた:
“Black beans, please.”
(ブラックビーンズでお願いします)


ご飯&豆は両方選ぶのが一般的ですが、どちらかだけ、または両方なしでもOK。
「少なめにしてほしい時」は “Just a little rice, please.” と言うと伝わります。

Step 3:メインのたんぱく質を選ぶ

ご飯と豆の次は、メインとなるたんぱく質(お肉や豆腐など)を選びます。

Proteins
選べるたんぱく質
  • Chicken(チキン):定番の鶏肉。ジューシーでクセがなく日本人にも人気。
  • Barbacoa(バルバコア):やわらかく煮込まれたスパイシーな牛肉。
  • Steak(ステーキ):しっかり味の牛肉。少しスパイシーで食べ応えあり。
  • Carnitas(カルニータス):ほぐし豚肉。優しい味で食べやすい。
  • Sofritas(ソフリタス):豆腐をスパイスで味付けしたベジタリアン向け。
  • Veggie(ベジー):お肉なし。豆+野菜中心でヘルシーに楽しみたい人向け。

店員さん:
“What kind of protein?”
(たんぱく質は何にしますか?)

あなた:
“Chicken, please.”(チキンでお願いします)
“I’ll have carnitas.”(カルニータスにします)

Step 4:サルサを選ぶ

salsa images

続いては、サルサ(ソース)を選びます。辛さの好みに合わせて選べます!

サルサの種類
  • Mild(マイルド):辛くないトマトサルサ。
  • Medium(ミディアム):ピリッとくるチリコーンサルサ。または、少し酸味のあるグリーンチリソース。
  • Hot(ホット):しっかり辛い!スパイシー好きな方に。

店員さん:
“What kind of salsa?”
(サルサはどれにしますか?)

あなた:
“Mild, please.”(マイルドでお願いします)
“Medium and hot, please.”(ミディアムとホットをお願いします)※混ぜるのもOK


サルサを“別添え”でお願いすることも可能です。子どもと半分ずつにする場合などに便利!
小さな容器に入れてくれます。
“Can I have the salsa on the side, please?”(サルサは別添えでお願いできますか?)
salsa on the side - image

Step 5:チーズ、サワークリーム、レタスなどの仕上げ

toppings

サルサのあとには、仕上げのトッピング。こちらも好きなものを選んでOKです。

トッピングの種類
  • Cheese(チーズ)
  • Sour Cream(サワークリーム)
  • Lettuce(レタス)
  • Guacamole(ワカモレ) ※追加料金あり
  • Corn(コーン)
    ※「コーン」は、サルサの種類のひとつであるコーンサルサ(Corn Salsa)のことです。
    私はマイルドのサルサをお願いした後に、トッピングとしてコーンを頼みます。
  • Fajita veggies(炒めたピーマンと玉ねぎ)※「ファヒータ」 と読みます。

店員さん:
What kind of toppings?“(トッピングはどうされますか?)
すでにいくつか選んだ後に:“Anything else?”(他に何か追加しますか?)と聞かれる場合もあります。

あなた:
Just cheese and lettuce, please.”(チーズとレタスだけお願いします)
“No toppings, thank you.”(トッピングはなしで大丈夫です)
That’s all, thank you.“(以上です、ありがとう)
「全部入れてほしい」ときは:“Everything, please.”(全部お願いします)

Step 6:ドリンク・サイド

メインとトッピングまで終わると、最後に「サイドメニュー」や「ドリンク」を勧められることがあります。

店員さん:
“Would you like chips and a drink?”
(チップスやドリンクはいかがですか?)

あなた:
“Yes, chips and guac, please.”(はい、チップスとワカモレをお願いします)
“Just a drink, please.”(ドリンクだけお願いします)
“No, thank you.”(大丈夫です/いりません)

「Guacamole」の発音について
日本語では「ワカモレ」と呼ばれますが、英語では「グワカモーリ(GWAH-kuh-moh-lee)」と発音されます。
注文時に不安な方は、「Guac(グワック)」と略して言ってもOK!
例)”Chips and guac, please.”(チップスとワカモレをお願いします)

Step 7:会計時の流れ

注文が終わると、レジで会計をします。ここでもよくあるやり取りを紹介します。

店員さん:
“Is this for here or to go?”
(店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?)

あなた:
“For here, please.”(店内で食べます)
“To go, please.”(持ち帰りでお願いします)

アプリでポイントを貯めたい方は、会計時(支払う前!)にQRコードをスキャンします。

Chipotleでチップは必要?不要?

チップは基本的に不要です。Chipotleのようなファストカジュアル店(注文カウンター形式・セルフサービス)では、チップは必要ではありません。

ただし、支払い端末にこんな表示が出ることもあります:
Add a tip?”(チップを追加しますか?)
No tip / 15% / 20%” と選択肢が表示されるタイプのレジも一部存在しますが、”No tip” を選べばOK。

店員さんがとても親切に対応してくれたときや、大量注文や複雑なオーダーで特別な対応をしてくれた場合には、感謝の気持ちでチップを渡すのも良いですね。

Chipotleアプリを使えば、英語が不安でも安心

対面での英語注文にちょっと不安がある方は、Chipotleの公式アプリを使ってみるのもおすすめです!

Chipotle app image

アプリなら、画面を見ながら好きなメニューを自分のペースで選べて、あとは受け取りに行くだけ。英語でのやり取りは最小限で済みます。

Chipotleアプリでできること
  • メニューを日本語訳なしでも写真付きで確認できる
  • ブリトーやボウルなど、カスタマイズも簡単
  • 支払いまでアプリで完結(カード/Apple Payなど対応)
  • 受け取り時間も指定できる
  • 店舗に着いたら“Mobile order pick-up”の棚から商品を受け取るだけ!

Mobile order pick-upの棚がない場合、またはここから何も言わずに取っていいの?と心配な場合は、店員さんにこのように聞きましょう。

“I have a mobile order for [名前].”(モバイル注文で〇〇という名前です)

Chipotleのアプリにはポイント制度があり、ポイントを貯めて無料のメニューと交換できます。

アプリでポイントを貯める方法
  1. アプリを開いて「SCAN」をタップ
  2. レジでQRコードをスキャンしてもらう
  3. スキャンし忘れたら、30日以内にレシートをアップロード!

まとめ

Chipotleは、英語が苦手な方でも安心して楽しめるファストカジュアルレストランです。
注文の流れさえ把握しておけば、実際の会話はとってもシンプル。

事前にステップを確認しておくことで、「ちゃんと伝えられるかな?」という不安もグッと軽くなります。
アプリを使えば、対面でのやり取りも最小限にできるので、英語に自信がない方にもおすすめです。

Chipotleでカスタマイズオーダー、ぜひ一度トライしてみてください。