この記事はこんな方におすすめ!
- 国際結婚を考えている
- 形式にとらわれず、カジュアルでリラックスした雰囲気の中で結婚式を挙げたい
- 自分たちの個性や趣味を反映させた結婚式を計画したい
- 家族や友人と深く関わりながら結婚式を挙げたい
アメリカで結婚式を挙げる予定があるけれど、どのように準備を進めればいいのか分からない、そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、私自身のハワイでの結婚式の経験を交えながら、アメリカでの結婚式を計画する際に押さえておきたい基本情報や準備のポイント、挙式のスタイルや文化的な特徴について、詳しくご紹介します。
目次
アメリカの結婚式のスタイル
アメリカには多様な文化と宗教が存在しています。結婚式の形式とスタイルもたくさんあり、カップルの好みに応じて選ぶことができます。以下は、アメリカで人気のある結婚式の形式やスタイルのいくつかです。
- Traditional Wedding (伝統的な結婚式)
場所:教会やホテルの結婚式場など - Beach Wedding(ビーチウェディング)
場所:ハワイやカリフォルニアなど、ビーチが有名な場所 - Garden Wedding(ガーデンウェディング)
場所:公園、植物園、個人宅の庭など - Las Vegas Wedding(ラスベガスウェディング)
場所:ラスベガスの結婚式場やチャペル - Destination Wedding(デスティネーションウェディング)
場所:ハワイ、カリブ海などの特別な場所 - Vineyard Wedding(ヴィンヤードウェディング)
場所:ワイナリーやブドウ畑
アメリカで結婚式を挙げるには?準備と当日の流れ
アメリカの結婚式 準備の流れ
ハワイでの結婚式のためにウェディングプランナーを雇ったのですが、契約時に提示されたタイムラインを基に、準備の一般的なステップをご紹介します。
9 – 12ヶ月前
- ゲストリストの作成
- 予算の設定
- 日取りと会場の決定
- ウェディングプランナーと契約(オプション)
6 – 9ヶ月前
- ベンダー(業者)の選定: 写真家、ビデオ撮影者、ケータリング、花屋、バンドやDJなどの主要なベンダーを予約します。
- ウェディングドレスの購入
- 結婚式のリハーサルとリハーサルディナーの日時決定
- 結婚式の週の仮のタイムラインを作成
- Save the Date の送付
- Wedding Websiteの作成(オプション)
- Wedding Party用の衣装を購入
- 招待状の注文
4 – 6ヶ月前
- 受付用のゲストブックとペンの注文
- ギフトの登録: Wedding Registryに登録します。
- 式の詳細計画
- ウェディングケーキの注文(披露宴のプランに含まれていない場合)
- 宿泊施設の予約: 遠方からのゲストのためにホテルを予約します。
- 結婚指輪の注文
2 – 4ヶ月前
- 招待状の送付
- Wedding Favorを選ぶ
- Marriage Licenseの申請(州の規定を要確認)
- リハーサルディナーの計画: 会場を予約し、ゲストリストを確定します。
- 披露宴のメニュー、飲み物の決定
- ベール、靴、アクセサリーなどを揃える
- 交通手段の手配: 結婚式当日の移動手段を手配します。
1ヶ月前
- ゲスト数の最終確認
- 座席表の確定
- メニューカード・プレイスカードの印刷
- ベンダーとの最終確認
2 – 4週間前
- 結婚式当日のスケジュール確認
- ハネムーンの確認と準備
- 結婚式で履く予定の靴を履き慣らしておく
- ウェディングドレス、タキシードなどの衣装の最終確認
1 – 2日前
- 結婚式のリハーサルとリハーサルディナーを行なう
- 睡眠を十分に取る
結婚式当日
- 準備を楽しむ: ウェディングパーティーと一緒に準備のプロセスを楽しみましょう。
- 式と披露宴: 何の心配もせず、楽しむ!
結婚後
- Thank you cardを送る
- ドレスのクリーニング・保存
- 写真やビデオの確認
アメリカの結婚式 当日の流れ
午前中: 準備
- 7:00 am – 9:00 am: ヘアセットとメイク
- 8:00 am – 10:00 am: 新郎とグルームズメンの準備
- 9:00 am – 10:00 am: ウェディングドレスに着替える
結婚式
- 式の開始時間は11:00 am ~ 2:00 pmなど様々な選択肢があります。
- 結婚式: ゲストは通常、式が始まる30分前に到着し始めます。
- 式の後: ウェディングパーティーや家族、新郎新婦のフォーマルな写真がこの時間に撮影されます。
午後/夕方: 披露宴
- 4:00 pm – 5:00 pm: カクテルアワー
- 5:00 pm – 5:15 pm: 新郎新婦の入場:ファーストダンスをするカップルが多いです。
- 5:15 pm – 6:30 pm: ディナー
ディナーが提供され、この時間帯に、乾杯やスピーチが行われることもあります。 - 6:30 pm – 7:00 pm: ケーキカット
- 7:00 pm – 8:00 pm: ダンスとエンターテイメント
メインのパーティータイムで、ブーケトスやガータートスがこの時間に行われます。ダンスフロアがある会場では、ゲストがダンスを楽しむ時間が設けられることがよくあります。 - 8:00 pm 以降: エンターテイメントが終わった後でお開きになる場合もあれば、そのまま継続してダンスを楽しみながら、真夜中頃までパーティーが続くことがあります。
そして、皆それぞれのタイミングで帰っていくのも、アメリカならではです。
日本とアメリカの結婚式の違いとは?
日本とアメリカの結婚式には多くの違いがあり、それぞれに良い点や少し窮屈に感じる点があります。ここでは、私がアメリカの結婚式で特に魅力的だと感じた3つのポイントをご紹介します。
- 披露宴のスタイル
日本:フォーマルな披露宴が一般的で、形式的な進行が多い。時間も限られている。
アメリカ:ゲームやダンスが盛り込まれたり、新郎新婦が友人と家族と楽しむ時間が長い。時間もたっぷりある。 - ウェディングレジストリーとギフトの習慣
日本:ご祝儀として現金を贈るのが一般的。
アメリカ:新郎新婦は「ウェディングレジストリー」を作成し、欲しい物をリスト化。ゲストはそのリストからギフトを選んで贈るのが一般的。 - 服装のルールと形式
日本:結婚式の服装には厳格なルールがあり、避けないといけないものが多い。
アメリカ:服装のルールは比較的緩やかで、結婚式のテーマや場所に応じてカジュアルな服装も許容される。